和装着物のいろは

また日本にあこがれる外国の友人の影響もあり、すっかりアンティーク着物の魅力にはまってしまいました。

着物買取における、綸子や錦織、紬などを使った裏地ありの袷

「和服」は、ちょっと見みはみな同じものに映るという人もいるかもしれませんが、色柄や生地の種類などで、使う時期や場所などが細分化していくものでもあります。 これらの知識は、着物買取の場でも重要なものになります。 でも、そこまで堅苦しく考える必要はありません。 大まかな基本は、洋服と同じように、着る人が楽しんで着ることが一番大事なのですから。

・着物と季節 大まかにいえば、着物を着る時期は、10月から6月までの3シーズンに使用するのが裏地ありの袷、6月から10月までの夏季に使用するのが裏地なしの単衣ということになっています。 盛夏である7、8月には、絽や紗などの薄物も用いて涼しさを演出します。

しかし、これは昔の暦にあわせた衣替えの区分なので、地球温暖化も進んだ現代では、必ずしも守らなければらないというわけでもないので、あま極端な装いをしなければ顰蹙を買うこともないようです。 ただし、着物買取などに関わる場合には、知識として知っておいたほうが無難でしょう。 また、礼服の場合は、裏地ありの袷を用いるのが一般的とされているようです。

・生地と場所 和服はどれも正式な場に着ていけるもの、として考えている方も多いかもしれませんが、実際はそうでない生地もあります。 その代表例が紬でしょうか。

もともと、紬は、正式な織り物として使えないような繭を再利用するという発想から生まれたという歴史を持つせいか、柔軟な考え方をする人でも、正式な場に用いる生地ではないと判断するのが一般的なのです。 着物買取にも紬は持ち込まれますが、普段のお洒落着として取り引きされることが多いようです。

華やいだ場に相応しい生地は、やはり、サテンのような光沢が美しい綸子、花嫁衣裳や袋帯などの生地としても使用される錦織などの豪奢なものでしょう。 綸子の発祥は、中国の宋王朝の時代であるとされていますが、この生地が日本で人気の生地となったのは、それからかなりのときを経た江戸時代になってからだといわれています。

これは、江戸時代に入って、日本人の好む意匠が研究された結果であるともいわれています。 着物買取でも、綸子の和服といえば、礼装などに使うものが多数を占めています。

着物の生地や歴史は、着物買取に便利というだけでなく、ちょっとした薀蓄として話の題材にしても楽しめると思います。 明日、お気に入りの着物を着るために和ダンスを開けたら、ほんの少しだけ、季節感を思いながらチョイスしてみませんか? お友達も、一味ちがうあなたのセンスにびっくりすると思います。

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